この記事を読むと次のことが分かります。
・じつは、それほど難しくない(人にもよる)
1年間で100万円貯めるのは貯金の第一歩と思います。
1年間で100万円を貯めるためには、毎月約86,000円貯める必要があります。
どのようにしたらいいでしょうか?
あくまで楽しみながらするのがコツです。
まずは、貯金口座を作って、その貯金口座に貯めていきましょう。
引き出すハードルを高くするためにキャッシュカードは作らないでください。
いくつかのやり方を紹介していますが、すべて実行するというのではなく
自分に合ったやり方を見つけてください。
少ない給料でも地道に貯める
まずは、地道に貯めるしかありません。宝くじを買って儲けるとか、株、FXで10万円を10倍にするなどという考えは捨てましょう。
(1)少ない給料でも王道の500円玉貯金ならできる
毎日500円玉を貯めていくと、
1か月では、500円×30日=15,000円、
1年間では、500円×365日=182,500円となります。
必ず、中味が見えるか、合計額がわかる貯金箱を使いましょう。
どのくらい増えたか分からないと挫折しやすいです。
1ヶ月ごとに貯金口座に積んでもいいし、
貯金箱の中が多くなっていく過程を楽しむのもいいでしょう。
そのうちに、500円玉を使うのに罪悪感がでるようになり、
500円玉を使えなくなります。そうなったら、こっちのものです。
但し、500円玉を作るために無駄遣いをしてはいけません。
必要なものを買うときに500円のおつりがくるように工夫しましょう。
パートナーがいる方はパートナーの協力が必要です。
「勝手に使わないように」クギをさしておく必要があります。
貯金箱には「絶対やり続ける、途中でやめるような心が弱い人間じゃない」という信念を書いた方が続きます。
(2)少ない給料でもカレンダー貯金なら楽しめる
カレンダー貯金は、1年間365日の1から365までの数字を書いた表を用意します。
エクセルで作ってもいいし、手書きでもいいです。
1から365までの数字のうち、どれかの数字の小銭を貯金箱に入れて貯めていきます。
入れた小銭に対応する数字を消していきます。
すると、1年間で66,795円、1か月の平均では約5,500円が貯まります。
①数字順に貯めていく必要はありませんし、
②たとえば、200円を貯金箱に入れたときには、50の数字と150の数字を消すように
お金の合計の数字を消しても構いません。
③必ず毎日貯金するようにしましょう。でもストレスがたまらないようにほどほどに。
④貯金箱にいれて、差額を貯金箱から抜くのもいいと思います。
(3)少ない給料でもできる「つもり貯金」
これも有名ですね。
買ったつもりで、小銭を貯金箱にいれるものです。
平日に毎日飲んでいるコーヒー、ペットボトルのお茶を止めれば
1年間で150円×210日=31,500円、
1ヶ月では150円×18日=2,700円となります。
年間の祝日、夏季休暇、正月休暇などを含めて1ヶ月の就業日を18日としています。
(4)少ない給料でも健康のために歩数貯金
1日に歩いた歩数に応じて貯金するものです。
例えば、1日で1万歩あるいたら500円または1000円貯金するというようにルールを決めます。500円玉貯金とリンクさせてもいいかもしれません。健康になりお金も貯まります。
たとえば、1日1万歩あるいたら500円貯めるということなら500円玉貯金と同じで
1か月では、500円×30日=15,000円、
1年間では、500円×365日=182,500円となります。
ちょっと厳しいかもしれませんが、
1日1万歩あるいたら1000円貯めるということなら
1か月では、1000円×30日=30,,000円、
1年間では、1000円×365日=365,000円となります。
(5)少ない給料でもトライしてみる小銭貯金
一日の終わりに、財布に入っている小銭を毎日貯金するものです。
わざと小銭を使わないようにすると結構な額が貯まります。
小銭を作るように無駄遣いしては元も子もありません。
1日平均300円の小銭を貯めることができるとすると、
1ヶ月では、300円×30日=9,000円
1年間では、300円×365日=109,500円となります。
1年を通してみれば、なかなかバカになりません。
(6)少ない給料でもiDeCoは絶対におすすめ
人によって積み立てられる金額は変わりますが、iDeCoは絶対にやってください!
個人型確定拠出年金ですから、原則として60歳になるまでは引き出せませんが、
節税効果もあります。
たとえば、毎月23,000円積み立てたとしたら1年間で276,000円となり、
年収400万の方なら、一例として約40,000円の節税となります。
もちろん、人それぞれなので節税金額は変わります。あくまで一つの例にすぎません。
iDeCoの対象商品は、いろいろあり、元本保証があるものも、無いものもあります。
詳しくは、次の記事をご覧ください。
(7)会社に財形の制度があるのなら毎月の財形をする
給料天引きで毎月決まった額が自然と貯まっていきます。
たとえば、月に20,000円とすると、1年間で240,000円貯まります。
(8)家賃プラス2~3万円を家賃と思う
家賃を支払っているのなら、家賃の引き落としのときにプラス2~3万円の家賃を払っていると思って、貯金口座に積み立てましょう。
できれば、自動積立を利用した方がいいでしょう。
1年間で240,000円から360,000円が貯まります。
(9)給料の8割を自分の給料と思う
毎月3万円くらい貯めることができれば1年間で360,000円も貯めることができます。
やはり積立口座を利用するのがいいのですが、
機械的に貯金口座にいれても構いません。
(10)ボーナスの9割を貯金して1割を使う
ボーナスは、毎月の赤字の補填、ローンの返済というようにいろいろな人がいると思います。そもそもボーナスが無い方もいると思います。
でもボーナスで赤字の補填をしないとならないのなら毎月の生活のどこかに無理があるでしょうし、ローンの返済にボーナスをあてにするのは反対です。
年間で手取り20万円のボーナスがいただけるのなら、1年間で18万円貯まりますし、
手取り30万円のボーナスなら、1年間で27万円貯まります。
9割が無理なら、せめて8割を目指しましょう。
年間で手取り20万円のボーナスがいただけるのなら、1年間で16万円貯まりますし、
手取り30万円のボーナスなら、1年間で24万円貯まります。
少ない給料なら節約してその分を貯める
日々の生活を節約して、その分を貯めることもしなければなりません。
(1)少ない給料なら携帯代こそ削減する
よく言われているように3大キャリアの携帯ではなく、
格安携帯に変えましょう
2台で1ヶ月20,000円だった携帯代が6,000円くらいに抑えられます。
これで、1ヶ月で14,000円、1年間で168,000円の節約になります。
節約できた分は、節約していないと思って貯金口座に積みましょう。
固定費の削減はストレスが無いのでおすすめです。
(2)ガス会社、電気会社を変える
これも固定費の削減です。
1ヶ月で2,500円くらいの削減はできます。
1年間で約30,000円の節約となります。
(3)保険料を見直す
生命保険も固定費です。
人それぞれの立場、状況があるので一概には言えませんが削減可能な方は
削減を考えてみてはいかがでしょうか?
次の記事もご参照ください。
(4)週末の外食を1回減らす
外食を1ヶ月に2回以上しているのなら、1回は減らしましょう。
すると、1ヶ月で約5,000円節約でき、
1年間では60,000円も節約できます。
外食をする代わりに、天気のいい日には弁当をもってピクニックに行きましょう!
(5)お昼の外食を止める
800円のランチを500円の弁当にしただけで1ヶ月で6000円の節約ができます。
自宅から弁当を持っていけばさらに節約できます。
1ヶ月で6,000円から10,000円の節約ができ、
1年間で72,000円から120,000円の節約ができます。
(6)固定電話を止める
携帯電話があるのだから固定電話がいらないという方もいると思います。
固定電話を止めることにより1ヶ月1000円の節約になります。
1年間では、12,000円の節約です。
(7)通っていない習い事、ジムを止める
もし、会員になっているだけで通っていない習い事、ジムなどかあるのなら辞めましょう。
これで、1ヶ月5000円くらいは節約できます。
1年間で60,000円の節約です。
(8)飲み会を1回減らす
1ヶ月に1回、飲み会を減らすだけで5,000円の節約になります。
毎回断るといろいろ面倒なことがあるかもしれませんが、
1回くらいなら断ることはできると思います。
1年間では60,000円の節約になります。
(9)嗜好品を減らす
ポイントはやめるのではなく減らすことです。
もちろんやめた方がいいですが、なかなかやめられませんし、ストレスにもなってしまいます。
たとえば、タバコを1日1箱吸っていた人が2日で1箱にするだけで1か月で6,000円の節約になります。1年間では72,000円の節約になります。
また、ビールを毎日350ml2本飲んでいる人が1本にするだけで1か月で4,500円の節約になります。1年間では54,000円の節約になります。
(10)新聞を止める
今や情報はネットで手に入ります。新聞を購読している理由はあまりなくなってきています。
新聞を止めることで1ヶ月で4500円の節約、
1年間では54,000円の節約になります。
もちろん、新聞の情報はネットとは違う重要なものもありますので、
必要な方は無理にやめる必要はありません。
(11)コンビニ通いを止める
コンビニに行ってしまうと、つい余計なものまで買ってしまいます。
コンビニに行く習慣のある方は、その習慣を改めましょう。
1週間に1回コンビニに行って1,000円ほど使っている人がコンビニに行くのを止めると1ヶ月で4,000円の節約、1年間で48,000円の節約になります。
(12)本、雑誌にお金がかかる人は本をサブスクにする、図書館を利用する
本や雑誌にお金をかけている方は、サブスクの読み放題にすると節約できます。
また、税金を払っているのですから図書館を利用しましょう。
本代くらいケチらないでどんどん買おう、という考え方の人にはお勧めしません。
ただ、図書館で借りて購入するほどの価値のある本なら購入すればいいのではないでしょうか?
(13)副業して貯める
節約ではありませんが、副業してその分を貯めるというやり方もあります。
たとえば、ランサーズ、クラウドワークスなどに登録して、自分のスキルを売るということもできます。
また、セルフバックで貯めたり、ポイントサイトで貯めることもできます。
これらについては別の記事で紹介したいと思います。
(14)転職を考える
これも節約とは関係ありません。
しかし、節約にも限度があります。
毎月手取り12万円の人が1年間で100万円貯めるのはほぼ無理です。
体をこわしてしまいます。
会社との関係もありますし、年齢にもよりますが、転職も考えるべきです。
今のあなたの年齢が一番若いときです。絶対に後々後悔します。
まとめ
数字を具体化することにより、1年間で100万円を貯めることもできるように思えてきたのではないでしょうか?
これらの方法をすべて行うことはできないとは思いますが、自分にあった方法を見つけることにより目標額を貯めることができるようになると思います。